月光ソナタ:ベートーヴェン作曲♪
元々は「幻想曲風ソナタ」というタイトルでしたが、ベートーヴェンの死後ドイツの詩人が第一楽章を聴いて「スイスのルツェルン湖の月光の波に揺らぐ小舟のよう。」と表現したことが広まり、「月光ソナタ」の愛称で呼ばれるようになったそうです。
第1楽章は本当にロマンチックですね。
何度聴いても「苦悩に満ちた愛の告白」をされているような、せつない気持ちになります。
素敵な男性に弾いてもらえたら、女性はウットリ・・・間違いないです。
この曲は、恋多きベートーヴェンが当時好意を寄せていた12歳年下の伯爵令嬢ジュリエッタに贈った曲ですが、身分の違いから結ばれなかった悲しい結末だったとか・・・。
この曲に込めた「せつない気持ち」が現代の私達にも伝わってくるようです。
↑この曲を作曲した頃の若きベートーヴェン
第一楽章はロマンチックな繊細さ、第二楽章は軽やかさ、第三楽章は激しさを感じさせ、変化に富んでいて飽きさせません。恋する感情そのものですね。
では、世界的ピアニストエフゲニー・キーシン(Evgeny Kissin)のリサイタル演奏をお楽しみください♪