カヴァレリア・ルスティカーナ『間奏曲』:ピエトロ・マスカーニ作曲
”カヴァレリア・ルスティカーナ”は、1890年にイタリアのマスカーニが戯曲を基に作曲したオペラ。
シチリア島を舞台にした人妻との不倫の末に起きる決闘と殺人という血生臭い内容で、1幕(70分)だけの舞台の途中に流れる間奏曲がこれです。
緊張感のある場面の合間に静かに流れる美しい旋律は、教会でミサが行われているシーンを表現しているそうです。単独で演奏会などでも取り上げられることも多い名旋律です。
物語は三面記事のようではありますが、ソリストや合唱の歌う旋律はもちろん、この間奏曲に代表される管弦楽も美しいオペラです。
アマチュアの混声合唱団の定期演奏会で、このオペラをやったことがあり、ソプラノソリストの歌声の美しさに感動しました。
この曲は、ゴッドファーザー3のラストシーンで流れたことで有名になったと言われています。
ジョルジュ・プレートル指揮、フランス国立管弦楽団の演奏をお楽しみください♪ (表情豊かな指揮者にも注目です!)